The Organization of Information(8)メタデータ付与の目的
The Organization of Information (Library Science Text Series)
- 作者: Arlene G. Taylor
- 出版社/メーカー: Libraries Unltd Inc
- 発売日: 2003/09
- メディア: ハードカバー
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この本ではメタデータ付与の目的として以下の3点を挙げている。
- Provides meaningful subject access to information packages through a retrieval tool.
- Provides for collocation of information packages of a like nature.
- Provides a logical location for similar information packages.
- Save users' time.
1.と4.はまあ、ソーシャルタギングにも共通でしょう。後からアクセスするのに役立つようにというわけで。まあ、たまには自身や他のユーザがアクセスすることを一切想定せず、subjectとmetadataによる自己表現を目的としている人もいるでしょうが、でもそれはそれで別の話。(研究の対象から外してもいいとは言っていない。そのような目的でのタギングはそれ単独で分析されるべきだろうということ)
2.逆にcollocation:連想ベースでsubjectをグルーピングするというのはアクセスのためであろうが、自己表現のためであろうが重要で、下手をすれば自己表現のためのcollection/annotation(tagging)においての方がより重要なのかもしれない。
3.に関してはサーバ空間上でのコレクションにはあてはまらないか。