The Organization of Information(10)分類の仕方・主題の選定方法
The Organization of Information (Library Science Text Series)
- 作者: Arlene G. Taylor
- 出版社/メーカー: Libraries Unltd Inc
- 発売日: 2003/09
- メディア: ハードカバー
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ここではWilson, Patrickの
Two Kinds of Power an Essay on Bibliographical Control (Library Reprint S.)
- 作者: Patrick Wilson
- 出版社/メーカー: Univ of California Pr
- 発売日: 1978/11/01
- メディア: ハードカバー
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- purposive method:筆者・コンテンツ作成者の趣旨・意図をピックアップする。ただし、information package中に記載がなければこの手法は取れない)
- figure-ground method:既に分類してある他のinformation packageから類推してつける。この方法も著者ではないが、分類を行う人(本文中ではobserber、図書館では司書の方)の主観にまったく持って左右される。
- objective method:これは単純に分類する人が個人の主観で行うもの。
- appealing to unity or to rules of selection and rejection:ルールにしたがって分類する方法
ま、図書館などでは当然4の手法をとるわけで、Flickrのように蓄積する人=コンテンツ作成者の場合は1.になる。Technoratiなどの場合も同様ですね。SBMなどは3.が近いのかもしれないが、多人数により非協調的に行われる。ま、オープンに行われるから結果的に強調する(と思われている)わけだけれど、本当にどこまで協調行動(タギングの際に用いるう語の選定時に他ユーザの語彙を参照するなど)が行われているかの定量的測定はいまだ行われていない(はず)。