Latexでよく使うコマンド一覧の中で、手打ちしづらいもの

前提としては、

  • 基本的にありもののフォーマットを借用するので,ページレイアウトとか、そういう類のものはたぶん載らない.
  • 手打ちできるようなもの,例えば\footnote{hoge}なんてものは,あまり載せない.
  • 自分流のアレンジが加わるので,すべての人,場合で使いやすいかどうかは免責.
  • コピペでそのまま使えること重視なので,ちょっとわかりにくいところもあるかも.
  • たぶんここのParmalinkで延々追記,更新すると思われます.たぶん.

というか,わかりやすくて,そのままコピペできるすばらしいLatexコマンド一覧といえば,こちらだと思ってます.ここを見て,「違う!」と思った人は,さっさとリンクを辿ってそっちに行ってください.

あと,記号についてはこちらこちらこちら,表についてはこちら,フォントについてはこちら(下の方)
bibtexについてはこちらが一番手っ取り早いかと思われます.

それにしても,はてな記法にはtexに対応したスーパーpre記法があるんですね。驚いた。

%箇条書き
\begin{itemize}\setlength{\itemsep=-0.15cm}
\item 
\end{itemize}
%ナンバリング箇条書き
\begin{enumerate}\setlength{\itemsep=-0.15cm}
\item 
\end{enumerate}
%見出しつき箇条書き
%見出しつきの場合,\setlength{\itemsep=-0.15cm}が有効にならない場合があるので
%このように対処.-0.8cmというのが,今使っているフォーマットにあっているみたい。
\begin{description}
\item[a.] 区分\\[-0.8cm]
\item[b.] 体系化\\[-0.8cm]
\item[c.] 位置づけ\\[-0.8cm]
\item[d.] 検索\\~\cite{midorikawa199610}
\end{description}
%見出しつき箇条書きの裏技
%太字の見出しの直後で改行したい場合.見出しの後ろに\verb+ +で空白を置いておくことで,見出し直後の改行が可能に
\begin{description}
\item[1つ目] \verb+ +\\
説明\\[-0.8cm]
\item[2つ目] \verb+ +\\
説明
\end{description}
%引用文(段落始めインデントなし)
\begin{quote}

\end{quote}
%図の挿入  ※figureディレクトリの中にEPSファイルを保存
%ただし,\usepackage[dvips]{graphicx},\usepackage{float}を使用の場合
\begin{figure}[H]
\begin{center}
\includegraphics[width=12cm]{figure/filename.eps}
\end{center}
\caption{キャプション}\label{label}
\end{figure}

*1

%図の挿入でキャプションに注釈付き  ※条件は↑と同じ
\begin{figure}[H]
\begin{center}
\includegraphics[width=12cm]{figure/filename.eps}
\end{center}
\caption{キャプション\protect\footnotemark}\label{label}
\footnotetext{脚注の中身}
\end{figure}

表でも\footnotemarkと\footnotetextの組合せが使えます。

%図を2つ並べて表示
\begin{figure}[H]
 \begin{minipage}{0.5\hsize}
  \begin{center}
   \includegraphics[width=70mm]{figure/leftfig.eps}
  \end{center}
  \caption{左側の図}
  \label{fig:one}
 \end{minipage}
 \begin{minipage}{0.5\hsize}
  \begin{center}
   \includegraphics[width=70mm]{figure/rightfig.eps}
  \end{center}
  \caption{右側の図}
  \label{fig:two}
 \end{minipage}
\end{figure}

詳細はこちらを参照

%改行
\\
%改段落
\par
%〈
$\langle$
%〉
$\rangle$
%Bibtexや脚注・本文でURLを記入するとき,なぜかそこでコンパイルエラーが起こることがある.
%そういう場合は大体,_(アンダーバー)が邪魔をしている.
%_(アンダーバー)はきちんと
\_
%として直しておくことが大事。
%章・節・項の相互参照
%ラベル付けの例
\label{label}

%参照\ref{label}章
第\ref{label}節
第\ref{label}%多くのLatex解説サイトでは「章・節の」と書かれていますが,項番号の参照もバッチリ対応!
%あと\ref{}の中身に"sec:"が必要とする記述も多いけど,基本不要.
%結局\labelと\refは章・節・項・図・表などあらゆる相互参照でオールマイティ!
%ってことは,章・節・項・図・表で同じラベルを使っちゃいけないということです.
%表の幅・書式設定
\begin{tabular}{lrrrr} \hline
の中の,{lrrrr} の部分で設定.
l:left_左揃え
c:center_中央ぞろえ
r:right_右揃え
p{40pt}:_幅数を指定して折り返し左揃え

%特定の列のみで設定する場合
\multicolumn{1}{p{40pt}}{セルの内容}
%英語・日本語交じりの際のフォント設定
%この例は太字
\textgt{\bf{hatena~Inc.}とはてな}

*1:\usepackage{epsf}と\usepackage{epsbox}という組み合わせとどっちがいいかと思ったのだが、使いまわしのことを考えて学会指定フォーマットで使われる頻度が多い、かもしれない・・・こっちにした。